忍者ブログ
. 右肩上がりです。
+最新コメント
[11/13 NEX-5]
[04/27 ケースケ]
[04/26 死神TOMMY]
[04/25 イトー]
[04/22 死神TOMMY]
+最新トラックバック
+プロフィール
HN:
いとう
性別:
男性
自己紹介:
すてきエンジニヤ(25♂)

好き:酒と女とバイクとロック
   あとジョージアの長いやつ

嫌い:もぐりの人。あと若者。


メールはお気軽に下記まで。
itooo_engineering@yahoo.co.jp


 
+ブログ内検索
+カウンター
+カウンター
+アクセス解析
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

定職についてはや1年。

光陰矢のごとし。
電光石火で駆け抜ける。


去年まで2.5人のプロジェクトチームでやっていた。
俺は半人前だから0.5人ね。プロジェクト人員名簿も(イトー)だったからね、括弧つきだよ。


直属の先輩社員はどちらも超キレ者なので、俺の面倒見るのは1人で十分と上が判断したのだろう。
二人は、カイ・シデンみたいな人と、カミーユみたいな人。 ガンダムで例えるとわかり易いと思った。
性格が全然違うのに二人の息はあっていた。 話を聞いているだけで飽きなかったな。

いいチームに配属されたと今思う。

朝から晩まで、一心不乱に鉄塊と戦ったり、肘まで油に浸かったり、視界ゼロで突入したり。

炎天下の中、日がな一日穴を掘ったこともあったな・・・。冗談言い合いながらだから楽しかったっけ。
あの時の水は旨かった。

片方の先輩には、動き方を教わったし
もう片方には、考え方を教わった。

凄い奴らに教わったものだから、こんな俺でもソコソコやってこれた。
修士論文の厚さのレポートを1週間で完成できた。
先輩、上司も特に添削するでもなく漢字の間違いだけでGOサインがもらえた。
それが会社の手を離れ、とんでもない所のとんでも無い奴らに読まれた。
会社的にはヘチョイ仕事だったかもしれないが、俺にとっては誇れる仕事になった。

俺もそこまでバカじゃないから、
細かい部分には目を瞑って俺に花を持たせてくれたんだろうと気づいたけれど
とても自信が付いた。

4月になり、環境が変わった。
チームが一人減ってしまった。
今年から、2人になってしまった。 俺の括弧が外れた。

去っていった先輩(カミーユ)は本当にいい人だった。


仕事に関係する学問は全部カミーユに教えてもらった。
有機、熱力学、材料、統計解析、数値解析、電磁気にCAD、なんでも教わった。
その辺の大学教授様なんて、出来るリーマンに比べりゃ怠惰なボンクラだということを知った。


就業時間が終わっても、
俺らは洗い物(実験器具な)なんかしながら1時間でも2時間でも話し込んだものだ。

恋愛、懐ゲー、カレー、音楽、シグルイ、覚悟のススメ、Ta-152、カレー、
フリーザ最終形態の戦闘力は53万か否か・・・・・いろいろ話したものだ。
そんな時は残業を付けなかった。楽しかったから。

いい人だった。

そんな人だから、4月から大きな仕事を任されて異動してしまった。

俺にこの人の代わりはすぐには無理だろう。やらなきゃなんねぇんだけど。

去り際に
「もう俺みたいなアホのオモリはしなくて済みますね。」
と言ってみれば
「僕はお守りなんてしたことは1度もないよ。」
と返されてしまった。
俺は年甲斐もなく少し泣きそうになった。

月曜の朝を迎え、心機一転、やってみっか!
と会社に行く。  あの人の席はもう無かった。 

少しさびしい気持ちで、朝礼が終わり、フロアから喫煙所に歩く。

あの人がいた。 
席が15m移動しただけだった。
フロア同じだった。 異動だけど。 言えよ。 大人はもう信じない。

なんかどうでも良くなったんで、いつもどおり適当な仕事を適当にして行こうと心に誓った。

今日も夕方5時半に飲む酒が旨い。













PR


my ヘルメット SHOEI ワイバーン2

形がとてもステキだ。 無骨で小僧臭さが無いところが気に入っている。 

シールド幅が狭くてカッコイイんだ。それほど視界も悪くない。
ジムコマンドよりジムカスタムのほうが絶対カッコイイ。

シールドがつりあがった印象もイイ。
ネモよりジェガンの方がクール。

ベンチレーションがいまいちだったり、風切り音がデカかったり、
口元のスリットから口笛が聞こえたりするけど俺はこのメットが好きだ。

気に入らないのはクリアシールド。ただ一点。 
若干かっこ悪いし、夏場の直射日光や、角度の低い夕日に目がくらむ。
紫外線に関しては透明ポリカーボネートでもかなり減衰する。
夏ウゼーのはむしろ赤外線。 あれは反射、吸収させづらい。 むしむししちゃう。

そこでスモークシールドやミラーにするわけだが、
これらは、なぜかクリアの1000~4000円増し。 結構高い。買い足すのだるい。

SHOEI:CF-6 シールド スモークミラー ゴールド
SHOEI:CF-6 シールド スモークミラー ゴールド
  • 発売元: SHOEI








こちらのスモークミラーシールドは8000円くらいが実勢価格。 高いよな・・・。

しかしスモークは夜が恐い。 
夜にスモークで恐怖心を感じないのは、
歩行者と障害物が見えなくなって危険を察知できなくなるからだ。
あるいは、ニンジンの食いすぎ。もしくはブルーベリーかも。
純正スモークシールドもある程度の濃さになると、夜間使用禁止となっている。

よって、ライトスモークが良いと思う。 自動車のガラスよりもちょっと暗めの。

まぁ高くて買えないなら、作ればいいわけで。



まぁ見りゃ分かるよな。 車のウィンド用のスモークフィルムだ。東レのルミクール。
曲面は無理だろと思いがちだが、球面でなければ意外といける。


値段は、真っ黒だろうが、ミラーだろうがグラデーションだろうが500~1000円でいける。

飛び石で傷ついたら剥がせばいいし、傷も気にならない。 
1ロールで15,6枚くらい作れるんじゃないかな
オフロード用のゴーグルなら30枚はいける。

ライトスモークだから分かりにくいけど、結構綺麗に貼れる。
コツはこまめ霧吹きと、禅の心。 イライラしていると出来ない。マジで。
それと良く切れるカッター。 デザインナイフが良い。ドライヤーは極力使わない。


画像にすると微妙だけど、実物はかなり印象違うんだ。



メットの中から撮影。視界良好歪みなし。
 しかしこんなコテコテな絵になるとは・・・。


女子高生なみのキメ角度で。 

こういうシーズンインの準備が一番楽しいよな。 



K&N 【ケーアンドエヌ】 オーバル テーパー 44φ














K&N 【ケーアンドエヌ】 オーバル テーパー 44φ
  • 発売元: K&N 【ケーアンドエヌ】
  • メーカー: K&N 【ケーアンドエヌ】


いきなり何かと思うだろうが「エアクリーナー」である。

ご存じない方に説明するとエンジンへ送る空気をろ過、埃塵を止めるための部品である。

吸気効率を左右する重要な部品である。

上のK&N社のエアクリは高効率クリーナーの代名詞的な製品で形状を真似た海賊盤のような製品も市場に数多出回っている。

総じてエアクリーナーというものは使っているうちに目詰まりが起き、性能が悪化するため洗浄もしくは交換が必要である。

K&N社のものは繰り返しの洗浄が可能というのも売りのひとつ。
本当に素晴らしい製品だ。


問題なのは、洗浄に使う専用クリーナーとフィルターオイル(物理吸着促進)が意外とお高く、入手性が悪いということ。


K&N 【ケーアンドエヌ】 フィルタークリーナー
K&N 【ケーアンドエヌ】 フィルタークリーナー
  • 発売元: K&N 【ケーアンドエヌ】








俺がK&Nのユーザーかはさておき、
このへんのクリーナーとオイルが手に入らない場合どうすれば良いのか。

自分も化学屋の端くれである、ちょっと作れるか考えてみた。
DIYというのはパンクの心そのものなのだ。

まずクリーナーの成分を考える。

クリーナーが落とすものはフィルターに付着させてある油分と大気中に含まれる有機、無機を問わない微粒子。おそらく粒子径は数マイクロ~コンマミリオーダーと広範囲にはなるだろう。
それ以上のものは自重で脱離しやすいし、それ以下のものが吸気に混ざっても、すぐにどうなるということはない。
架橋現象を積極利用していないものと考えられ、粘性の高いフィルターオイルに引っ付いているのだろうが、要はこれを落とせばいい。
乳化させるなり鹸化させるなり溶かすなりすれば良い。

つまりは「溶剤」だと端的に考えがちだが、フィルターボディは紙と金属、接着剤、そして合成ゴムが使われている。 あまり強烈なものは使えない。
入手が容易な極性溶媒エタノールは接着剤への攻撃が怪しい。接着剤がシリコンだとか二トリルゴムだとは限らない。そもそも物理吸着した汚れが落ちない。
強力だがアセトンはゴムを犯りかねないので論外。
そもそも本物のクリーナーは水溶液で揮発性が低い。

さらにイトウは、長年のケミカル修行で溶剤吸いすぎて馬鹿になっている。
これ以上かかわりたくない。

ならば、界面活性剤であろう。 
入手が容易で油に強いのはアルキルエーテル系と相場が決まっているが、ようはタダの中性洗剤なわけだ。界面活性剤ときいてとりあえずラウリル硫酸ナトリウムとか言っちゃう俺はお呼びじゃない。 そもそも本物は泡が立たない。

昔「トリトンX」という冗談みたいな名前の界面活性剤で大腸菌の遺伝子を組み換えしていたっけな。あーゆータンパク質変性系は発がん性が恐いんだ。

となると、過酸化水素か。オキシドールとして薄いやつは買えるな。
いやタダの漂白剤だあれは・・・。おととしアレで指紋消えちゃったし。

ならば、アルカリでしょう。 
手に入るのはなのは次亜塩素酸ナトリウムや苛性ソーダだが、ないだろう流石に危険だ。

あーわかった。 炭酸水素ナトリウムだ。重曹だよ重曹。アレの濃水溶液だ。
間違いない。比較的肌に優しく汚れも浮かせて落とす。これだ。正解。

と、ここで答え合わせをする

某社の製品安全データシートによると
クリーナーの成分は

Sodium Metasilicate Pentahydrate のみ CASが6834920。


CASで調べると、「メタケイ酸ナトリウム」   なるほどねー。

Pentahydrateだから5水和物。  ふーん。

はずれじゃん。 おれダッサ。 

もちろんPRTR的に表示義務のない成分もあるだろうが大概は記載するはず。

これが入っている身近なものは
 某社のパイプ洗浄粉末
 洗濯洗剤の粉末タイプの一部。
このへんは主成分としてのメタケイ酸Naというわけじゃない。

濃い奴になると
深夜通販とかで売ってるオレンジの力とミネラル成分で強力に汚れを落とすあれ。
お肌と環境に優しいアレ。 アレの「ミネラル」がつまりメタケイ酸ナトリウム。
しかしアレは高い。

安くあげるとなると・・・・・・
成分がオレンジのアレに近いのは、そう粉末の合成洗油
自動車のエンジンブロック洗ったりするときにつかうアレ。
「サン○スK1」とか「メタルク○ーン」 アレが近い。ホムセンで売ってるし。

そして安い。キロ800円とかで買えるし。薄めると10リッターくらいになる。
超経済的。  
そもそも俺持ってるし・・・


クリーナーはこの辺で代用可能かもしれないということで帰結。




次はフィルターオイルだ。
オイルはやばい、種類がありすぎる。
温度依存性ありすぎて粘性、稠度を想像で合わせられない。
ましてや潤滑目的ではなくゴミの吸着をさせたいと。
とりあえずはエンジンオイルの使用が無難だろう。

糸を引くようなゴミが引っ付きそうな稠度が出ているのはチェーンオイルやギアオイルだが
わざわざ専用品があるぐらいだ、なにかある。


そこで、今回は早々に答え合わせをしておく。

MSDSでは成分表示が
Hydrotreated heavy paraffinic distillate  が97%以上となっていた。
あとはキシレンだった。どうせ粘度調節の溶媒だろ。

Hydrotreated heavy paraffinic distillate は CASで調べると日本語名が存在しない。 全く一般的でない物質なようだ。

米CASだと引火点くらいの情報しかない。

とりあえず訳すと「水素化処理した重パラフィン蒸留物」   
ということはほぼ石油蒸留物でパラフィン系成分だ。
この手のは鎖の数がやかましいくらいあるから単一成分で考えるのはよそう。

石油蒸留して出来るパラフィン分が多いもの・・・・・
それでいて安く上がるもの・・・・・。
やっぱりエンジンオイルだ。

エンジンオイルは「エステル系合成油」と、産油地による分類「ナフテン系」と「パラフィン系」鉱物油に大別されるわけだ。
パラフィンを組成に多く含む原油は米国ペンシルバニア原油。この辺は化学系大学の1年生が習う程度の話。

パラフィン系がなぜいいのかは不問にして、
パラフィン系エンジンオイルで安くあがるものといえば

そう、「バルボ○ン」、
ペンシルバニア原油をエンジンオイルに昇華させた世界最古のメーカー「バ○ボリン」

ホーマックで実売価格が同量のビールと互角な「バルボ○ン」
フラッシングオイルのかわりに使って、30秒でエンジンから捨てちゃったりするアレ。
アレは安い。
いまさらながら思い起こせば合成油と比べて水飴のような性状。
フィルターオイルの代用としてはばっちり。・・・・の気がする。


これでフィルターオイル問題も一応収束。


払う金額自体はそれほど安くならないが、総じて量が10倍近くなる。


これはお買い得といってもいいはず。


まぁ怪しげなパチモンつかうより純正品買おうね。


今日は定時に帰ってしまい暇だったんですよ、俺。



                            ここはどこでしょう?

おめかし。


友人の結婚式に御呼ばれしました。

「僕は新郎と100回は飲み明かしました。それだけ楽しい奴だったんです。
そんな奴との結婚生活はものすごく幸せに違いない。彼をよろしく。」

友人代表のS木君、いいスピーチだった。ロレツまわってなかったが。

良い式だった。

が、4次会まで新郎を付き合わせ、嫁さんを深夜1時までホテルで待たせるという
愚行を犯した我々に、当分春は来ないだろう。
                                 
                               おめでとう。

 
                       日曜に某地方都市から直行帰宅。
                        
               翌日には研究発表会が控えていた。 常務も社長も相談役も来る。
                            大事な大事な檜舞台だ。
                とにかく練習すれば何とかなる。練習だ! 練習だ!
                               
                           と息巻いていたが、
                         
                               深夜2時、
              真女神転生の主人公レベルが、68から70になっただけだった。
                        ニンテンドーDSは本当に恐ろしい。


                          
                
懲りずにシコシコとGPZ900R 近代化改修中。 もはやただの整備。


今回はリアブレーキパッドとスパークプラグ行ってみよう。



フェロード製シンタードパッド。 メイド イン イタリー。 
定価5250円と高級パッドの部類。 しかしそこは俺。送料込み1800円でゲット。

合わせるブレーキローターはこれまたイタリアはBREAKING社製、フロントのウェーブディスクが主張しすぎなマイバイクだがリアも無駄に高級品。ほんとうに無駄。




使用済みの赤パッドは定年過ぎてもまだ働いてました。ごめんなさい。

3年前に交換時期が来ていたのに
「オンロードバイクのブレーキは フロント99:リア1 」  
というイトウ家家訓によって今の今まで完全放置。

コーナリング中の姿勢制御はフロントブレーキで。 とにかく立たせろ。


次、スパークプラグ。


4番シリンダー。


1番シリンダー。
なぜか生えたにんじん。 
言うまでも無く、伝説の設計ミス「左カムチェーンの雨水抜けない」のおかげ。



見事に腐ってやがる。 ちなみに3万キロ近く使用。

新品にはスリーボンド1910モリブデングリスを塗布後組み付け。 
1本3000円とホームセンターのジャバラグリスとは桁違いの価格だが
「ケミカルイトウ」と渾名された以上、惜しげなく使わなければならない。


そして、新品交換後のアイドリングの安定感は凄い。 



そしてなぜかレーシングマシンのスポンサーになっていた俺の会社。
1円もあげてないけどありがとう。
TOP

忍者ブログ × [PR]


Produce by Samurai Factory Inc.