好き:酒と女とバイクとロック
あとジョージアの長いやつ
嫌い:もぐりの人。あと若者。
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もちろん今日も研究室で修論をセコセコ作っている。
AM4時ほどから軽食をとりながら休憩を入れた。 通販サイトとオークションサイト巡りだ。
なにを探していたかというとブレーキパッド。 マイバイク1号のパッドが前後ともそろそろやばい。
ネットで安いお店を見つけたら、次はメーカーの選定。
まともなブレーキメーカーならどのサイトに行っても、ある程度の性能緒元表は置いてあると思ったが別にそんなこともなく、
「脅威の耐フェード性!!」
「あらゆる状況下で圧倒的制動力!!」
「なんちゃら皮膜がローター攻撃性を低減!!」
なんて派手なポップが踊るばかり。
それを信じて消費者は買う。
俺も買う。メーカーの技術を信じているから。
ふと気になって、ブレーキパッド関連の学術論文を探してみると、
意外や意外。日本語の文献は15件、うち論文と呼べるものは10件しかなかった。
メーカーではトキコの論文があったくらい。
やっぱ特許の関係あるのか、メーカーもおいそれとは学会発表もできないんだろう。
メーカーの開発技術者はいっぱいがんばってるんだろうか。
俺は修論を書いていて愕然としたことがあったんだよ。
何ヶ月もの試行錯誤を重ねてようやく作った物質、それがたったの3行の文章に収まってしまったのだ。
紙切れに黒インクで3行書くために数ヶ月。 アホだ。
ブレーキメーカーの開発の人たちも、「圧倒的な制動力!!」の文字を広報部に書かせたくてがんばったに違いない。
いやブレーキメーカーに限った話でもなく、車だろうがパソコンだろうが全部そうだ。
いやいやいやいや! きっと
歯ブラシの毛先を丸めて球にするために超がんばった人もいるんだろう。
ケツ拭く紙をお尻にやわらかく、やさしくするために胃に穴を開けた人もいるかもしれない!
ジュース飲むとき楽なようにストローの先っちょが曲がるようジャバラをつけた人も、仕事第一がたたって奥さんに逃げられてるかも!
それでもめげずに、
「俺は!ストローの先っちょを!曲げるんだっ!!それまで待ってろエツコ!!(仮名)。」
ってなって、紆余曲折の末、ついに完成。
「やった! ついにわかった!! 先っちょを曲げるには、ジャバラの数は7個が最適だ!!」
とかやってたかもしれない!奥さん帰ってくるといいねっ!!
きっと万物の影には語られないけれど、それぞれのプロジェクトXがあるんだ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ。 現実逃避です。
朝8時になってしまった。
今月から修士論文を書き始めた。遅い。もちろん実験も平行して行っている。ギリ。
「修士論文」いい響き。肩書きはマスター。 マスターキートンのマスター。マスターイトウ。
信じられない。
中学生のときは成績なんて並以下のクソガキだった。 偏差値で言ったら50いかないくらい。
その辺の弱小進学校にも行けない成績だった。でも近所の普通に入れるカワイイ制服で人気の高校は嫌だった。
恩師が高専に行かせてくれた。(H先生は大病を患ったそうだがお元気だろうか。著作は読ませて頂いています。)
高専生やってたころは、19歳まで大学編入してマスターまで行くとかアホだと思っていた。 最初から大学行けよボーイと思っていた。
僕が大学に来た理由はいまさらながら明かすと、「世の中金が全てだ」と歳の近い奴に言われたから。
といってもその言葉に感化されたわけではない。
若造が達観しきって「金が全てだ」と言うから妙に癇に障ったのだ。
「金が全ての訳はないだろ」
「金が全てなら金をかき集める努力をお前はしているのか?しないんだったら人生捨てたも同然だろ。」
「なんなら俺がお前より金つくって、金が全てじゃない証明してやろうか?」
これが進学を意識したきっかけ。初期衝動。今思えば穴だらけの理屈。 青臭すぎる。
でも結構な数の人が「金が全て」と言う。 もしかしたらそうなのかも。
まぁ来春からはリーマンエンジニア。お給料は僕一人なら、楽しく暮らせるくらい。
でも他社に比べれば決して高くはない。
「金が全てじゃない」から、外資も商社も受けなかった(受かるかどうかは別として)。
初期衝動はどこへやら・・・。
中学生の僕には今の姿は想像もつかなかったろう。 F1レーサーとかパイロットってわけじゃないけど、そこそこの大人にはなりつつある気はする。10個ある人生のうち現時点では上から4つめくらいだと思っている。
昔、両親に
「俺はあんたらアホの子だから、そんなに大したことは出来ないわ。」
と何の気なしに言ってしまったことがある。いたく傷つけたことと思う。
今では人生最悪の失言と後悔している。
以上、修論を書く手が止まったのでブログでも更新してモチベーションを高めてみた。
決して暇なわけではないんです。tacさん。 がんばりましょう。
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この3連休のう・ご・き
土曜 ・・・・モヒカン、山賊とバイクいじり。 後輩2人は車検準備に初売りで買った部品取り付けととても有意義そう。 僕は何をしていただろう?
あー作業を見ながらFMで長唄の「蓬莱」だかて曲を聴いていたな。 ほんとに長いんだもん、びっくりだ。
あー昼飯がてらインフルエンザのタナカの見舞いに行こうと思ったら、彼、アパートの前で吹雪の中ブラブラしてるんだもん。 インフルの薬で異常行動かと思ったら、携帯カメラ片手に「秋田の友達と雪国対決してた」だってもん。 二度びっくりだ。
日曜 ・・・・研究をしようと思っていたのだけど、夕方までグーグー。 サトゥの電話で起きてナイターで米沢スキー場へボードに。 満月がズーンと出ていた。 メンバーはサトゥ、ヒマラヤ、モヒカン。 帰りにトンカツ食いに行ったら、隣の席に弥生人?(ヤマトタケル?)みたいな髪型の若者がいた。 ふつーに「今の女マジ金かかる」とか言ってる。彼女のバッグはバーキンらしい。突っ込んでるねー。 確かに弥生に比べたら金かかるよね。 びっくりだ。
月曜 ・・・・モヒカン、ヒマラヤと新しく出来たホムセン「ダイユーエイト」にいった。イヌネコもいてカワイイ。
トイレにドボンするやつとティッシュと剃刀を買った。
帰りにコーヒー豆屋さんの「豆いち」さんに行った。
店内BGMはブルーノート。スピーカーがJBLでめっちゃいい音してた。びっくりだ。 さらに無料でコーヒーを出していただいてごちそうさまだ。 ちょくちょく行こう。
おー!3連休モヒカンビンゴでびっくりだ! 僕には友達が少ない。
僕なんかとは人間の出来の違う女性で、マレー語、英語、日本語をほぼ完璧に操る才女だ。
それだけでもすごいのに、企業人も舌を巻く攪拌操作の専門家だ。
お相手は日本に住む、やはりマレーシア人の少し年上の男性だという。
恋愛の話などこれまで聞いたこともなかった彼女に、彼氏ができたという話を聞いてから、数か月で結婚の運びとなった。 やはり文化に違いを感じる。
僕はと言えば、適当なことをやってばかりなので、ムスリムである彼女に立ち入った話をしたことは無かった。
気分を悪くされそうだからね。
航空券とかパスポートだとかで現実的ではない。
実際現地に行ったのは高専時代の友人女性2人。
こちらも僕なんか社会的に及びもしない、超一流企業のエンジニア。初任給で5万も違う・・・。
まーた話が脱線してるが、つい最近まで友達だと思ってた人が年明けから人妻だと思うとなんか調子が狂ってしまう。 僕の中では結婚は 「大人のするもの」 だから。
すこーし焦り始めた。 「あれ?俺、取り残されてない?」
まぁ、自分みたいなタイプの人間は結婚には向いていないことは痛いほどわかっているが
なーんかソワソワする。 いい歳してマンガばっか読んでTVゲームやってバイク乗り回して
一人でいつまでガキやってんだろう。 多分誰かに見ててもらいたいんだろう。
「どーよ。すげーべ、俺。」 ってところをね。
素直じゃないね。
なんだかんだ理由つけて結婚式にも行けなくてお祝いも贈れなくてごめん。
忘年会ラスト。まぁ研究室のやつなんでそれなりの楽しさ。
二次会には後輩に引っ張られてカラオケに行った。
5人くらいと行ったんだったかな。
僕は研究室の人とカラオケ行くのすごく苦手。
なぜかってみんな若者なので、最近の曲に精通しているから。
今日のカラオケのセットリストは憶えている限りだと(俺以外が歌ったやつ)
コブクロ(これ人気だった)
EXILE
コーダクミ
KAT-TUN (かなりの苦痛を伴った)
ケミストリー (もひとつチェルシー)
ラルク
エルレガーデン
ミスチル
長淵
虎舞竜
ブルハ
ハイロウズ
尾崎
陽水
後半のはともかく、前半が悲しいくらいわからない。
サビとかは聴いたことあるんだけどまったく歌えない。
TV画面に歌詞が流れるのを作り笑いで見ながら足でビート刻んでなんとかやり過ごした。
まぁ、最近のはわからんけど、俺音楽好きだから許してくれよ。
というわけで最近のヘビロテ音源。
- The Coral
- アーチスト: The Coral
- THE CORAL UKロック。まさにリバプール。
- これぞロックンロールって荒さはないのだけれど、耳に素直に入ってくるハモリ、メロディ。 60’Sコーナーに置いてあってもばれないんじゃないかというくらい懐かしい音。恐ろしいことにこの音でティーンエイジャー。 僕は夜歩きの時によく聴く。 なぜか泣けてくる。
- anthology
-
- アーチスト: Cymbals
- シンバルズ。日本人。女性ボーカル好きにお勧め。
- 最近友人に借りて好きになった。
個人的な感覚では - 「高速ボサノバ風キュートロック。」
- イトウ音源の中ではかなりポップな部類。
- 僕も年がら年じゅうヘビーな音楽聴いてるわけではないです。 シンバルズは天気のいい日曜に洗濯物干しながらなんてシチュエーションで流してる感じ。一発で鼻歌交じりモードになるんだよね。
- バンドコンセプトは
- 「かわいくていじわるな感じのバンド。ただしパンク。」 だって。
- やるじゃん。
-
アーチスト: Beck
世の中坊たちも一度は漫画BECKの関連で、こっちのBECKを聴いて慌てたに違いない。 そう、ビートクルセイダーズの音なんかと全然関係ない。 アコースティックでJAZZYでファンキーでサンプリングいっぱいなのだ。 わかったか中坊。
多分お前らが聴きたいのはジェフ・ベックの方だ。 あの人は凄いギタリストだけど、ジェフベック聴いてるだけじゃ「俺カッコイー」はできないぞ。 お前は、お前のロックを探すんだ。ヤードバーズからやり直せ!
アーチスト: ザ・ルースターズ
80年代前半。国産初期パンク。所謂「めんたいロック」の一。
このバンドが無かったら今のいろんなバンドがないだろうな。
僕が初めて聴いたのは、フジロック04の再結成ラストライブ。
20の僕は、この知らない40代のオジサンがやる音楽に物凄い衝撃を受けた
「ニュールンベルグでささやいて」
「we wanna get everything」
この辺の初期の曲がやばいんだ。そりゃフジロックに呼ばれるわ。ラストライブの模様はいろんなとこで見れるのでちろっと探してみるといいよ。
アーチスト: A.R.B.
同じくめんたいロック。有名過ぎて語ることはないんですが30年近く前にロックはここまで来てたんだなと思う。もう今やってるのは型どおりのロックなんだなと。 その辺演歌とかわらん。
初期の曲「乾いた花」が好きすぎてたまらない。超パンク。
後期の名曲「Holiday」は大人になったらみんながわかるはず。
アーチスト: 日本脳炎
現代に蘇るめんたい系バンド。日本脳炎。
別名THE BACILLUS BRAINS。
ライブで買ったピンクのバンドTはお気に入り。
イトウの口癖
「ロックがロールしていない。」
はこのバンドの 「MIDNIGHT SAVAGE」 って曲へのオマージュ。
今時でこんなパンチ効いたバンドはなかなかいない。
かっこつけない、ださかっこよさ!
「ロックはロールして行くぜっ!」 - この前、人にこのバンドを
「ださい。」
と、言われた - この野郎。 ××スぞ!
と、自分の聴いている音楽がコケにされる機会があったのだけども、こんなにも腹立つとは思わなかった。 なんか自分のなかで音楽が宗教がかってきて、危険な気がする。