好き:酒と女とバイクとロック
あとジョージアの長いやつ
嫌い:もぐりの人。あと若者。
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itooo_engineering@yahoo.co.jp
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いつもいつも、ツーリングだメンテだパンクだと遊んでばっかりな印象の俺ですが、一応普段は大学でとある 毒ガスの研究をしているのです(内容は曖昧にしておかないとね)。
今日は実験装置のパーツが足りないため街に探しに出かけた。
本日の午後、あなたの街でフルフェイスにレーシンググローブを装備し名前刺繍入りの白衣を着た馬鹿がバイクで走り回っていたら十中八九俺です。
足りないパーツとはずばりネジ! アルミ合金の雄ネジ!
ふつうはホームセンターなんかで容易に手に入るものですが、
俺の追い求めるネジはM12ピッチ不明なにくいやつ。
雌ネジにふつうのM12雄ネジが入らない! ←♂≠♀
そこで、主に業販を行っている所謂「部品屋」に向かう。
所狭しと用途不明の金属部品、プロ用の何かのケミカル類が並ぶ。 ネジコーナーも半端ないネジ天国。
ガチャガチャネジネジといろいろ探してみたが、どうもピッチが合わず入っていかない。
そこで店の主人に雌ネジを見せ、合うやつを探してもらう。
結構な種類のM12を試したが、全部ダメ。 プロが見てもわからんとは・・・・。
と、諦めかけたところで事態は急展開
ネジプロ:「市内のヤ○ワさんのトコにいけば、あらゆるネジの規格を調べてもらえるネジよ」
「規格がわかれば取り寄せできるネジよ。」 ※誇張あり
俺:「わかりまんた。行ってきます。」
地図をもらってGO!
ネジプロよりすごいんだからよっぽどの職人に違いない! ネジ博士か!? わが町のポジポリーニか!?
なんて思いながら、教えられた場所に急行!!
「なにこれ・・・・・。 ふつうに馬鹿でかい工場やん。」
「なになに・・・・・。 株式会社彌○和製作所?。」
あぁ、個人名じゃないのな・・・・・・。
後で調べてみたらこの会社は工学系人間におなじみのネジを作る切削工具、タップ、ダイスなどを主に製造し
相当の国内シェアを持つ一大メーカーだった。
myタップップ
入り口の守衛さんにワケを話すと、なんか偉い人を呼んでくれた。
あっさりOKをもらい「来客」のプレートを胸につけてしばしの工場見学。
0.5㎜のネジ穴を作れるタップとか生産してた。
本題のなぞネジを見せると、なにやらルーペで穴を見始め、
知らないネジ専門用語で懇切丁寧に説明してくれた。
20分ほどかかって規格、適する材質なんかが判明し、いろいろと教えてもらって、お土産に分厚いカタログも持たせて頂いた。
いやぁ感動した。 いい人たちだ。
だども今日はネジ一本で一日終わっちゃったよ。
さて何回「ネジ」という単語がでてきたでしょう?
正解したヤツは撫でてやる。