■ SKASKA。

前回のあらすじ：ﾇﾙﾇﾙ温泉についた。


タオルどころかシャンプー、サンダルまで用意して温泉欲全開だった俺。　
でもね、結局入らなかったの。

なぜなら温泉の駐車場でバイク修理してたからね。


田沢湖あたりからクラッチがスカスカになっちゃったのだよ。ｷﾐ。

しかしKawasaki乗りはこんなことでは動じない。
ってか佐渡島でまったく同じことが起こったばかり
あの時は一瞬、本土に戻れない！と冷や汗をかいたが、佐渡の車屋さんと友の助けで乗り切った。
だから今回はいたって冷静。

バッグからおもむろにブレーキフルードとチューブを取り出すとシコシコとクラッチ汁(じる)を交換。
二輪用駐車場なので他ライダーの視線が痛い。「またカワサキか。」　とか思ってるに違いない。
やはり今回もフルードが汚い。　汁黒い(ｼﾞﾙｸﾞﾛｲ)。多少のエアも噛んでいた。

汁交換によってクラッチのタッチは戻ったが、おそらく根本的な解決にはなっていない。
500Kmに一回クラッチフルード交換とかもうやんたじゃ。
クラッチシリンダーの故障は稀なそうだし(Nissin製だし)、汚れは下から上がってきているようなのでレリーズ側の問題か(Kawasaki製だしな)

そんなことしてたら友人宅着の予定時刻がせまる。
泣く泣く温泉をスルーして一路、盛岡へ。