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走るステージを選ばないモタードレプリカ
今回山形県のYMCC-MXが新作として送り出してきたのが、
この「XT225X‐mocaセロイド」と名づけられた1台。
オンロードとダートの両方のステージを守備範囲とする
ジムカーナファイター、これがこのマシンのコンセプトだ。
一連のYMCC-MX車両に見られるチープなイメージでありながら
この作品ではノーマルを大きく逸脱するフォルムを持たせることで
低予算ながらモタードのヨーロピアンフレーバーを醸し出すというのがテーマ。
よくある金に物を言わせたボルトオンカスタムではなく、ワンオフ、手作りを
追求したオリジナルとしての清貧的高潔さを表現したかったと伊藤氏は言う。
マシンを見てまず特徴的なのが、黒を基調としたそのペイント。
サフェーサーレスブラックと言われる過激なブラックペイントは
独特のダメージ感をまとい、ワイルドさを演出している。
当然ながらブラックの統一感を出すためにシートの張替え、
スポークの色合わせ等が仔細に行われている。
左:モタードモディファイにはHONDA-JADEの17inをチョイス。
Φ320に大径化されたディスクローターはオリジナルのサポートを介し、
1Potキャリパーを装着。十分過ぎるストッピングパワーを発揮する。
また、小径化されたフロントに合わせてフォークは10mmの突き出し変更を受けるなど
細かい車整のフィットもぬかりなく行われている。
右:エンジンは基本的にノーマルだがエキゾーストは
PRO SKILL製にオリジナルバッフルを装着。 大幅な軽量化に貢献している。
また、ユニークなのはモタード車両にあるまじきモトクロスタイヤ。
このようなアバンギャルドなセットも目を引くところかもしれない。
左:アチェルビスの縦目2灯ライトに、ちょっと変わったメーターはチャックボックス製。
シンプルなコックピットがその気にさせてくれる。
右:独特なシルエットを持つリアフェンダーはD-TRACKERのものを流用。
なんと電気コードの結束バンドで固定されている。
モタード的なフォルムと、安全性を無視したモディファイで
パフォーマンスを向上させながらもオールマイティさを
身につけたYMCC-MXカスタム。
このマシンでカウンターを当てながら走れば、どんな人でも
オートバイの真の危険さを理解できるはず、そう感じさせてくれる
仕上がりが魅力の1台だ。
説明もなんかやる気にさせられるし!!
とても寄せ集めパーツの集合とは思えないね!!!!
スペックはともかく・・・・。
真の危うさ見せてくれよな!